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猛暑....その言葉ではもう足りない。
住まいする市のメインにある観光名所の橋上では39℃を記録し、鉄製の橋の欄干は53度あるという。
外出する気にならない。
昨日15時を回った頃に、同じく観光名所に近いドラッグストアにいた。
車で行ったのだが、駐車場に入る際に足のおぼつかない老人が手押しの買い物かごに「ブラ下ル」ような格好で、進に進めず難渋していた。
ドラッグに入ってしばらくすると、女の子がレジ内にいる店長と思しき人になにか連絡し、彼が外に出て行ったので覗いてみるとその老人が更に酷い状態で、たってもいられないような有様になっていた。
店長はただあたふたするのみ、同行していた知人が店長に警察に保護を頼むよう指示。
しかし本来は救急車、それも店長さんが早急に判断して手配すべきであろう。
近くにあった通い函を持ってきてなんとか老人を座らせ、車から麦茶のペットボトルを持ってきて飲ませようとするが誤嚥の恐れもあるの静かに少しづつ。
この間も店長くんは見ているだけで、店内から水を持ってくるとか、濡れたタオルを持ってくるとかなにかすることがあるだろうとむかついた。
警官が来て、救急車を要請。
その間に、家はどこ?家族は?と尋ねると、家はすぐそばで買い物に来たが店に入れなくなったという。
店の前で動けなくなったのだ。
家族はみんな死んだ....恐らく老妻が先に逝って一人暮らしだったのだろう。
無事救急車で運ばれて行ったが、連絡してくれた女の子に感謝している。
また看過して店内にいた自分を恥じている。
そして、あたふたするばかりの若い男性店長のだらしなさに呆れ、ドラッグストアの責任者としては失格であると心の中で怒っている。
取引があるので声に出しては言えない💦
永らくの落ち込み
端午の節句も終り、初夏間近。
体調不信もあったが、気が滅入ってなにをする気にもなれず、ようやく5月初めあたりから動き始めた。
なんとなく虫が土の中から出てきたみたいに(笑)
ダラダラと過ごしていてもとなにかすることを考えたが、仕事を探してみようと思いつき、求人をネットで探したり、ハローワークにも行って見たが、ないねぇ!
あっても募集要項と実際の内容がまるで違う。
ブラックとまではいかないがグレー辺りの内容が多い。
PCでも、デザインでも、経理でも、事務でも自信とまでは言わないがある程度のことは出来る。
営業だってできますよ?
しかし年齢的なことも大きなネックになっている。
勢い体力勝負に挑んでみるが、この手のものは述べたようにグレーが多い。
なんかしごとないかなあ?
にわか雨
暑いと思っていたら突然の雨
暫くは涼しいが、雨が上がってしまうとまた暑さが増す。
このところそんな日が続いている。
26日の水曜日、1年経過後の胃カメラ検査。
唾液が少ないので喉も乾燥し、食事が通りにくく辛いと耳鼻科で訴えていたので、
咽頭、食道も念入りに診ようということになった。
結果はカメラで診る範囲では異常なし、胃の出口に軽い胃炎ありとの診断。
検査の後は耳鼻科の新しい担当医さんとの対面。
前の先生も若かったが、今度の先生も若い、私の子供くらいの年齢だろう。
引継ぎしてくれていたのか、食事の具合など尋ねられ、どうにか唾分泌が回復しないか
と聞いてみたが、申し訳なさそうな顔をするのみで経験上も提案できるものはないようだった。
放射線は1回2グレイで計35回の照射だった。
当時の同意書の控えを見ると、医師の書いたものか、強い光と手書きで書かれている。
放射線の副作用は即現れた。
まず照射部位の喉廻りの皮膚の発赤と炎症、これは実に辛いもので、まず襟ぐりの大きな肌着に変えないと少しでもシャツが当たるとヒリヒリ、そのヒリヒリが日焼けのヒリヒリの10倍くらい(;'∀')
この炎症を緩和するために、1日何度もアズレン軟膏を塗布するが、これがまたベタベタとして、肌着やパジャマに付くとシミになるという厄介者。
塗布した後は特殊な布で首を巻いて保護するが、これがなんとも......犬を飼っている方ならご存知かも知れないが、犬が手術などをした後に、その部位を舐めないように首にエリザベス女王のしていたような襟巻をするが、ああいうのを巻かれる。
1年少々経過した今でも、暑さのせいか治まっていたヒリヒリが始まって、医師の勧めでステロイド軟こうを使っているが、なんとも辛いものだ。
人によって異なるが、痛みや不快感は大変なストレスを人に与えて、食欲減退、不快、
焦燥、不安などの精神症状をもたらす。
日々これか、いつまで?と考えるとなにもかもが嫌になるときもある。
まあ残された部分が短い年齢になったんで、それなりの心構えはできているが、
昨日いろんなことがありちとめげていたが、ふと思い立ったことがある。^^
「コッキング」
ピストルの撃鉄を引き起こす動作をコッキングというらしい。
いざ撃つぞという前置きのようなもので、日本で言えば刀の鯉口を切るといったところかな?
戦いの準備に入るというような意味合いとお考え頂きたい。
そして元気でいれば、もうしばらくするとやってくる「古希」
これとを掛け合わせた「コッキング」
アラ還みたいなもんだが、アラ還は年齢層を表すだけだが、コッキングは意欲と意思も表す^^
同世代の皆さん、コッキングの精神で頑張りましょう!
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祇園祭 宵々山
人混みはあまり.....しかし久しぶりに祇園祭に出かけてみた。
すごい人出、とても全部の山を見て回るのは無理^^;
諦めて、以前行きつけだった喫茶店へ休憩に。
人混み苦手は今に始まったことでもなく、体調不良のせいでもなく単に嫌い^^
この後、17日に山鉾巡行があり、24日に後祭りがあって、更にあれこれと行事があり
8月末に祭りは終わる。
そして盆には送り火が。
さすがに古都、行事の多いこと(洒落ではありません^^)
昨夜、いつものことながら眠れずにあれこれと考えていた。
子供たちのこと、世話になっている友人、老いた母、どれをとっても満足に世話ができない。
例えば子供たち、もう十分大人ではあるがまだまだあれこれと乗り越えなければならないことが待っている。
別れた女房は正直なところ彼女たちの面倒は見られないだろう。
精神的な疾患もある。
しかし彼女たちは、学校を出てから急に疎遠になった。
仕事のせいか、初めての社会に出たせいか、連絡も途絶えた。
自分にも大きな責任はあるが、それは致し方のない現実だった。
世話になっている友人、この人も家族との縁は薄い、といっても自分ほどではないが^^;
自分のほうが先に逝くのは当然なほど年齢が離れている。
自分が逝ったあと大丈夫だろうか? あれこれと話す相手はいるんだろうか?
困ったことを相談し解決してくれる人はいるんだろうか?
鍵を失って家に入れなくて困ったりしないだろうか?(過去に例あり^^)
スーパーで買い物をし過ぎて、重い荷物に困らないだろうか?
熱が出たら医者に行くのにタクシー呼べるかな?
母、一人で住まいし、夫亡き後の自宅で頑張っている。
少々の貯えと夫の残した遺族年金で、つまじく生きている
介護もなかなか重度のものを認可してもらえない。
50台に発症した子宮体癌の切除の際傷つけたリンパ節の後遺症で足が腫れている。
蜂窩織炎を起こし何度も発熱する。
80歳台に果敢にも腹部切開の大手術をしており、その後の経過が良くない。
彼女よりも先に逝ったら子供たちは彼女を送ってくれるのか?
祖母は98歳の長寿であった。
血筋というものがあるなら彼女のほうが自分より長生きする可能性は大きい。
自分には男子の後継ぎがいない。
自分の家もこの代で終わりを告げる。
尾張の森家の血縁、名もなき武家の家系も終わり(決してオチや洒落なんて思ってないんですが何故かこうなる^^;)
自分が逝くことになんの恐怖もないが、廻りのことが気になる。
ヤンチャな若い衆、ケンカして負けてゆすられたってもう助けてあげられないよ。
娘たち、悪い男につかまったり、お金で困ったり、騙されて大変なことになってももう
守ってあげられないよ。
かあさん、もし先に逝ったらこれほどの親不孝はないが、孫たちがあなたを見送ってくれるかどうか心配だ。
眠れない原因はこれか?
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七夕も過ぎて、梅雨明けだとか言い出す前から真夏のような暑さが続いてる。
外出にもヨイショがいる(笑)
定期検診には行っているけど、また担当医が変わる。
入院時から数えると4人目、十分な引継ぎなどは望めないがせめても直近の状態が分かればと思い先週MRIを受診した。
結果は異状なしであったが、現在の担当医もそうだが過去の担当医も後遺症の緩和に関しては積極性に欠ける。
自分で調べたり,といってもネットで体験談を読んだり、同じ病状で悩み苦しんでいる人のブログを読んだりする程度だが。
そういう手段でしか後遺症と戦う術がない。
この頃不思議なことに気付いた。
以前からそのような傾向は人より強いと思っていたが、先の予測が、というより予感が当たる。
但し、自分のことは解らない^^;
そして話している人の考えや、困っていること、患っている病気(本人は気付いてない)が感じられる。
6月に入った頃からだろうか、丁度退院1年目辺りだった。
その前にも学生時代のクラブの同窓会があり、飲めない辛さ(笑)をこらえて出かけたが、そのときに若くして逝った友人の仏壇にお参りに行った時だった。
伺う前から仏壇や、室内や、窓外の景色がなんとなく分かった、というより伺ってみてやはりそうだったかと思った。
故友人宅へは初めて伺ったが、あの感覚がいま感じ始めた不思議な感覚の始まりかも知れない。
卒寿を迎える老人がいる。
元気とは言えないが、施設にも入らず一人で頑張っている。
意識も明瞭で、記憶も場合によっては自分より良いと思うことがあるほど。
一人で頑張っているからボケたり寝込んだりしないのかも知れない。
7年前に夫を亡くし、その後夫とともに過ごした家を守るように暮らしている。
デイケアなどを気晴らしにと勧めても、どうやらそういう場所が嫌いなようだ。
この老人が、体調不調を来たす前に予感がする。
そして同じ病状に襲われもする。
この頃では、感じたらすぐにレントゲン、血液検査、尿検査などと連絡を入れる。
すると腹部に異常があったり、足の病が悪化する寸前であったりする。
友人に関しても同じようなことが起きるようになった。
心配で連絡をすると、入院していたり、調子が悪いと悩んでいたり。
若い人、若いと言っても私から見てだから30台、40台、50代の人たち、
背中から立ち上る陽炎のようなものが見える時がある。
年上の方でもないことはないが、圧倒的に若い人に多い。
そしてその人と話すと、独立して大きなチャンスをつかんだとか、結婚が決まったとか、昇進する予定だとか。
オーラのようなものだろうか?
あの世からなんとか戻ったときになにか、脳の一部の使っていないところが目覚めたりしたのだろうか?
これが自分に対しても感じられるのなら、後遺症のことや今後の生活のことなどあれこれと利用できるのに.....そうそううまくはいかないもののようだ。