始まりと終わりはセット?-1

物理的にも心理的にも....多分

いや確実に、始まりがあれば終わりがある。

物理的には変化、心理的には経過?

ちょっと違うかも知れない....。

しかし両方に必ず「必要」「不可欠」なのは時間だろう。

時間は存在もしないし、形も色も匂いもない無味無臭、不可視で固定も移動も出来ないが、宇宙に深く関連し、科学の原料、あらゆる生命体の「やむを得ない存在証明」であり、破壊も加工も修繕も制動も出来ない証明不可能な透明人間のようなものである。

時間に前後左右上下の三次元的概念は当てはめることが出来ず、強いて言えば前のみが存在する。

朝起きれば、仕事、遊び、どんなことをしていてもやがて夜になる。

夜を強いて言う前としてみた。

時間は人間が便宜上考えた秒、分、時間と言う単位で分割されて、それらが一体となって前に「変化」する。

この変化を時間の経過と表現しているが、変化は元に戻ることはなく、従って後や上下左右はない。

変化は宇宙の中の最小の単位で起こり、永遠が終わりのないことを現す言葉であるとすれば、永遠に変化する。

この永遠の中で形あるものには始まりと終わりが訪れる。

それは生命の有無に関わらず形あるものに形が出来た時に生じる条件だ。

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生命体は、誕生した時から生命は停止すると言う「決まり」に従い、時間が前へ変化するに連れ停止と言う「死」に向かっての生命活動を始める。

知能の備わった生命体は、停止を避けられないものとして認知しているが、いつ停止するか解らない時間の変化の中で生命活動、即ち生活を送る。

(中断)